サイベリアンの歴史
サイベリアンは、1000年頃に記録された歴史に初めて登場しました。
サイベリアンはシベリアを意味する言葉で、ロシア東部のシベリアの森林の極寒の気候の中で生息していたと考えられています。
寒さに対して強く身体能力も高いことから、古くから修道院や農家などでネズミ捕りとして飼われていたようです。
1980年代にロシアのブリーダーたちがサイベリアンの血統管理と本格的な品種改良を始めました。
当時、ロシアとは自由に貿易できなかった国が多かったため、入手が困難な猫とされていました。
1987年、サンクトペテルブルクのキャットクラブから、ポーランドやドイツ、スカンジナビア3国など制限付きで輸出されるようになりました。
アメリカに輸入されたのは1990年になってからで、1996年にTICAが正式な猫種として登録しました。
ヨーロッパ最大の猫血統登録団体FIFeは、1997年にサイベリアンを公認しました。
CFAに公認されたのは2000年です。
正式な名前はサイベリアンフォレストキャットですが、通常はサイベリアンと呼ばれます。